陶器メーカー VIシステム企画制作
 

日本の高級洋食器メーカーは、海外洋食器ブランドに押され、百貨店等での棚割が縮小傾向にあった。このケースでは限られた売り場展開での効率的なブランドアイデンティティー浸透を目的に、老舗ブランドとしての漠然とした高級イメージを明確にする、コミュニケーション戦略の再構築が求められた。そこで、ロゴタイプは、従来の歴史あるロゴをリニューアル調整し、陶磁器のもつなめらかな美しさ、ブランドの品位が伝わるようにリデザイン。ブランドカラーは特別な高級感を感じる高貴な色、ロイヤルブルーに設定。伝統と様式を重んじる信頼のブランドイメージを打ち出した。
さらに、土から連想されるグランドベージュ、清潔感を伝えるウォーターブルー、ギフトの暖かさを感じさせるシェルピンクの3色のサポートカラーを設定し、華やかさとバリエーション展開に考慮した。他に、コンセプト、グリット、推奨書体、レイアウトマニュアル化、レギュレーションとして明確に定期した。